小海線(JR最高地点)(2011-05)



長野県 南牧村 野辺山にあるJRグループ(旧国鉄)最高地点です。
標高は1,357mです。
鉄道最高地点と言われますがこれは「普通鉄道」に限ったことで、
広義的にトロリーバスや鋼索鉄道(ロープウェイ)を含めると決して最高地点ではありません。

あまり知られていませんが、かつてここには2ヶ月間(1986年7月6日〜同年9月1日)だけ臨時駅がありました。
「フォトデッキ駅」という名前で、国鉄が鉄道写真のキャンペーンで設けたものです。
開設期間中は国鉄最高地点の駅でした。
パイプで組み立てた簡易駅だったので跡は何もありませんが、踏切の野辺山方北側の道路に面して所にあったようです。


小海線は山梨県北杜市 小淵沢駅から長野県小諸市 小諸駅までを結んでいるJR東日本の路線です。
「八ヶ岳高原線」という愛称が付けられています。
高原線というだけあって全線が高原鉄道で、JRで標高の高い駅ベスト1〜9位がこの路線にあります。
1位が野辺山駅で、10位は近くの中央本線 富士見駅です。
世界初のハイブリット営業用鉄道車両「キハE200」が走っています。


行き方ですが、野辺山駅と清里駅の中間辺りになります。
電車では野辺山駅からの方が行きやすいです。
車では、国道141号線(清里ライン)沿いにあります。
山梨県から長野県に入って少し先にある交差点を右折すると、ゴルフ場へ行く道があるのでそれの踏切周辺です。
国道141号線へは軽井沢から南下や、中央道 須玉I.Cか長坂I.Cからの北上が便利です。




最高地点は踏切になっています。
奥には八ヶ岳が見えます。



キハE200形気動車です。



有名な最高地点碑。
隣には鉄道神社があります。



踏切を挟んで反対側にあります。
こちら側はまだ整備中でした。
奥にホテルがあります。



野辺山方は直線になっています。
駅の近くまで道路が並走しています。


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